ベースの役割は無限大!ベースが「二人」いるカッコイイ邦楽ツインベースバンド3選
バンド、といったらどんな構成を思い浮かべますか?
多いのは
- ボーカル
- ギター
- ベース
- ドラム
でしょうか。
しかし、世の中には少し変わった構成のバンドもあります。
バンドにはボーカル・ギター・ベース・ドラム・キーボード…と色んなパートがありますよね。その楽器のぶん、いろんな構成のバンドがあるんです。
そんな中、今回は「ベース」に焦点を当てたいと思います。
バンドにおけるベースの役割とはなんだろう。
低音でバンドを支える。
というのがベースの基本の役割ですが、
メインのリフをベースが奏で続けたり、時にはベースがソロを弾いたりするときもあります。
ベースの演奏の幅というのは皆さんが思っているより、広い。
ベーシストはバンドや曲によって多彩な可能性を見せてくれます。
とはいえ、ベースはバンドの低音を支える貴重な存在ですから、
バランスを保つには、やはり奏でられるメロディーにある程度限りが出てしまいます。
では、一つのバンドに「ベースが二人」いたら?
ギターでもベースと似たようなことはできますが、やはり音色も違いますし完全に同じ役割をこなすことはできません。
しかし、一つのバンドにベースが二人いたら、
低音を支えつつ、同時に多彩なメロディーを奏でることができるのではないでしょうか。
ということで
「ベースが二人」いることで、幅広いベースの可能性を感じさせてくれる邦楽ロックのツインベースバンド、集めてみました。
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FULLARMOR
ベースが二人といえば、このバンド。という方もいるのではないでしょうか。
なかなか珍しいツインベースバンドのなかでも、そこそこの知名度を持っています。
その理由がこのメンバーです。
- ベース/ギター:日向秀和(ストレイテナー/Nothing’s Carved In Stone)
- ベース:井澤惇(LITE)
- シンセサイザー:ホリエアツシ(ストレイテナー)
- ドラム:大喜多崇規(Nothing’s Carved In Stone)
と、それぞれが他のバンドでも活躍する豪華なメンツ。
中でもひなっちとLITEの井澤さんというゴリゴリ系ベースヒーローの共演は、ベース好きには最高ですよね。
もともとは井澤さん以外の3人によるバンドのため、シンセやピアノをメインに据えた曲や、ギターが入った曲もあって普通のインストバンドとしても聴けます。
しかし、ベース2本構成の曲はまさに二人によるぶつかり合い。
互いの個性が光る攻撃的なフレーズが、すれすれで交わるヒリヒリ感がたまりません。
GOLIATH
ツインベース、ツインギター、ドラム、ボーカル、時にパーカッションという、これまた変則的なバンドです。
ベースが二人となると、楽器のメロディーが複雑になるため、ボーカルがいないインストバンドが多くなるものです。
しかし、このバンドはツインベース・ツインギターと四人も弦楽器が居ながらにして、ボーカルがしっかり活きています。
メロディーもキャッチーなので変わった構成のわりには聞きやすいバンドですね。
片方が変則的な演奏に専念して、もう片方はドッシリ支える。
ツインベースの役割分担がしっかりしているため、個々の楽器は聞き取れないほど複雑なのに全体はまとまっているという絶妙なバランスが成り立っているのはないでしょうか。
GOLIATHで飛び道具ベースを担当している猫田ヒデヲさんは
シンガーソングライターの北出菜奈さんとTHE TEENAGE KISSERSというバンドもやっていて、
こちらのバンドでは普通のベーシストとしても魅力的な猫田さんのベースを楽しめます。
about tess
ツインベースどころか、ツインギターでツインドラム、全パート二人ずつというとんでもないバンドです。
しかもそれぞれのパートが非常にテクニカルで、全てが合わさった時はなかなかにカオス。
しかしただ混沌としているわけではなく、楽器が多いぶんメロディーの静と動が際立っていて、変則的な構成だけのバンドではないことを感じさせますね。
ホームページのプロフィールにも書かれているように、
「観る」「聴く」というよりは「体感する」もの。
という表現がまさに合っているバンドだと思います。
ライブハウスで観たら音圧凄そう。
まとめ
自分でもよくベースを弾くこともあり、バンドだとどうしてもベースをメインに聞いてしまうのですが、
ベースが二人もいたら、さすがに誰でもベースを聴いてしまいますよね。
僕はやっぱりベースが好きなので
このようなバンドから、また新たにベースの可能性を感じて、より多くの人が「ベースってカッコいい」と思ってくれたら嬉しいです。