TeddyLoid・Steve Aoki・tofubeatsを、新3大「リミックスで名前はよく見るけど何者?なDJ」に認定します
バンドやアイドルなどのシングルって、
実質2、3曲なのに大体5、6曲入っていますよね。
表題曲とカップリング以外で、
よく入っているのが「~instrumental ver」や「~○○remix」といったものです。
しかし、この「リミックス」。
曲数稼ぎかと思って聴いてみると、意外とカッコいいものです。
気になるのはその曲をリミックスした人。
あれ、この名前何度か見たことあるな。という人、何人かいるのではないでしょうか。
そんな、「リミックスで名前はよく見るけど何者かはよく知らない」人について調べてみました。
ここから先は、よろしければ
こちらの曲をBGMに
www.youtube.com
ナレーションはナイツ塙さんの声で脳内再生してお楽しみください。
それでは、御覧ください。
※記事内容は、日本テレビ系列で放送されているテレビ番組『マツコ&有吉の怒り新党』とは何の関係もございません。ご了承ください。
TeddyLoid(テディーロイド)
王なのか王子なのかハッキリしてほしいものでありますが、
まず一人目が、この男
(TeddyLoid ▼ Official Site ▼ TeddyLoid.com | Sound Producer TeddyLoid Official Site)
TeddyLoid(テディーロイド)であります。
有権者の皆様にまず申し上げたいのは、
「リミックス」で名前をよく見るからといって、
その人がリミックスばかりしてるとは限らないということであります。
この男、TeddyLoidも
最初はMySpaceに有名アーティストのリミックスをアップして注目を浴びる(MySpaceのエレクトロ・インディーズトップチャート1位)のでありますが、
その後に、
MIYAVIやSOUL'D OUTのツアーに参加、
「JAPAN EXPO」「WIRE」といったイベントに出演など、
ライブDJとしても、メキメキと頭角を表していくのであります
驚くべき事実は
この頃TeddyLoidは、未だ10代ということであります。
その後成人を迎えたTeddyLoidは、
アニメ・ゲームのサントラから、楽曲提供にプロデュースと、さらに縦横無尽に活躍されるのであります。
「リミックス王子」という言葉では片付けられないご活躍のほどでありますが、
それでもリミックス以外では、なかなか名前が浸透せず悔しくも「無冠の帝王」といったところでありましょうか。
しかし、TeddyLoid本人のアルバム
特に『SILENT PLANET』の名を冠する一連の作品はマジで格好いいので聴いて欲しいのであります。
『SILENT PLANET 2 EP vol.3』にはHALのCMで使用されている曲(『ダイスキ feat. DAOKO 』)も入っているのであります。
『SILENT PLANET』の1枚目は
柴崎コウからGLAYのHISASHI、ドレスコーズの志磨遼平からKOHHといった、
かなり多彩なアーティストとのコラボが目白押しのアルバムなのでありますが、
TeddyLoidは彼らの個性をEDMに落とし込むのが非常に上手いのであります。もう全曲聴いてて気持ちいいリズムに仕上がっているのであります。
まさに若き天才なのであります。
Steve Aoki(スティーブ・アオキ)
二人目は、この男
(Poll 2015: Steve Aoki | DJMag.com)
Steve Aoki(スティーブ・アオキ)であります。
有権者の皆様にまず申し上げたいのは、
このSteve Aoki、アメリカを中心に活動する日系アメリカ人の方だということであります。
筆者も最近まで、完全に笑い飯の西田日本で活動されている方だと思っていたのであります。
思えばFACTのリミックスが印象に強かっただけで、それ以外ほぼ日本の曲のリミックスはしていないのであります…。
アメリカ合衆国を鉄板焼きチェーンで牛耳った、日本人実業家の青木廣彰氏を父に持ち、
自らは今やアメリカどころか全世界のパリピを牛耳っているのであります。
世界的なビッグさとは裏腹に、日本での知名度はまだまだ高いとは言えないSteve Aokiですが、
日本の方も彼のアルバムを一枚聴いてみると、気づく人は気づくはずなのであります。
クラブやライブハウスに行ったことのある方は、知らず知らずのうちにBGMとして聴いたことがある可能性が高いのであります。
Steve Aokiの曲は、極めてブチ上がりやすいのでその辺のDJが選曲しがちなのであります。
Steve Aokiも『Neon Future』という名を冠する一連の作品をリリースしているのでありますが、
TeddyLoidの『SILENT PLANET』が日本のオールスターなら、こちらはアメリカのオールスター、
will.i.amにSnoop Dog、Fall out boyにLinkin Parkと、世界的なアーティストが参加しまくっているのであります。
とにかく聴いてる側の気持ちいいツボを的確についてくる曲ばかりなので、
否が応でもテンションをブチ上げたい時のために、音楽プレーヤーに入れておいて損はないのであります。
tofubeats(トーフビーツ)
3人目が、この男
(tofubeatsが幅広い音楽ジャンルを横断する理由「自分が変化するのを見て、自分自身が楽しい」 | Real Sound|リアルサウンド)
tofubeats(トーフビーツ)であります。
最近の有権者にとっては、上の二人よりも知名度が高いかもしれないのがこの男なのであります。
くるりの岸田繁氏や神聖かまってちゃんのの子氏、RIP SLYMEのPES氏にE-girlsのDream Ami氏などをフィーチャリングした楽曲もあるため、
ダンスミュージックをあまり聞かない人々の中にもジワジワと浸透してきているのであります。
筆者もこの三人の中では唯一、夏フェスに行った時に生で観たことがあるのであります。
参加しているアーティストを見て、感のいい有権者の皆様は気づかれたでありましょうが、
彼の曲は上の二人とは少し系統が異なっていて、EDMというよりはポップス寄りなのであります。
往年のJ-POPから強い影響を受けていて、そのJ-POP愛が高じて藤井隆氏や、なんと森高千里氏ともコラボレーションしているのであります。
そんなtofubeatsでありますが、最初はほとんどの音楽活動をインターネット経由で行っていて、
その地道な努力が積み重なって、ダンスミュージックシーンで成功を収めたのであります。
9nine氏やももクロ氏といったアイドルや、佐々木希氏のような女性芸能人などにも多く楽曲提供をしていて、今や自らがJ-POPを牽引する存在となっているのであります。
先ほども申し上げたとおり、彼の楽曲は古き良きJ-POPの匂いを感じさせるキャッチーでポップな曲が多く、
普段ダンスミュージックに馴染みがない人にも聴きやすいのであります。
今までEDMや電子音楽をなんとなく敬遠していた有権者の方は、肩肘張らずにtofubeatsを入門編にしてほしいのであります。
というわけで
以上、三名を新・3大「リミックスで名前はよく見るけど何者かはよくわからないDJ」に認定させていただきたいと思います。
有権者の皆様に今一度申し上げたいのは、「リミックス」でよく名前を見る人は、
だいたい「自分でも曲を出して、ライブもしてる」し、それがまた「カッコいい」ということであります。
ぜひ一度聴いてみていただきたいのであります。
ご清聴ありがとうございました。