バンドマンになれなかった。

バンドマンになれなくても人生続いてた。音楽聴きながら、モラトリアムのギリギリを生きてます。

闘争の場に上がれ。MOROHAは、その最前線で待ってる。

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楽しい音楽、ウキウキする音楽、気持ちを盛り上げてくれる音楽…

美しい音楽、綺麗な音楽、気持ちが落ち着く音楽…

優しい音楽、慰めてくれる音楽、寄り添ってくれる音楽…


あなたが聴いているのは、どんな音楽ですか。

なんのために、聴いていますか。


もし、あなたが

なにか、壁にぶつかっているなら
どうしようもないモヤモヤを抱えているなら、
ささやかな憂鬱を感じているなら、

聴いてほしいのは
を奮い立たせる音楽」

その音楽の名前は、MOROHA

MCのアフロと、ギターのTK。
マイク一本に、ギターが一本。

それだけで闘いつづける二人の音楽を、どうかあなたにも聴いて欲しい。


メッセージとメロディの境界線上で

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MOROHAが唄う声は、奏でる音は、
音楽と言っていいのだろうか。


たぶん、初めて聴いた人は面食らってしまうと思います。

それはMCのアフロが、
音楽にしてはあまりにも語りかけてくるから。

最初はそこに「抵抗感」を覚えるかもしれません。

でも、その語りかける言葉に向き合って欲しい。

そうすれば、音楽を聴いていたはずなのに

いつの間にか胸ぐらを掴まれているような
耳に言葉を叩きつけられるような

そんな感覚を覚えると思います。




あぁ、コイツは俺に向けて語ってるんだ。と



アフロは、あなたに語りかけてきます。


しかし、ふと我に返れば
そこに鳴っているのはTKが奏でるギターの音。

メッセージとメロディの境界線上、そこで鳴る両刃の音楽。


心に響く言葉を語りはするけど、

MOROHAは紛れもなく音楽であり、アーティストなんです。

彼らはあなたの家族じゃない。

奮い立たせてはくれるけど、面倒は見てくれません。

MOROHAは最前線で戦ってるけど

あなたをその最前線に連れて行ってくれるわけじゃないんです。


立ち上がるのは自分。闘うのも自分。

アイツらは今も闘ってる。

俺はどうする?

あなたは、どうする?

ごめんな、友よ 俺はもう行くよ

居酒屋だけの意気込みじゃゴミ


お前も本当は気付いてるんだ


素面じゃ語れぬ夢は惨め
現実は辛い暗い 時に苦しい

それでも、妄想よりは眩しい

”革命/MOROHA”

闘争の場に上がれ

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「闘争の場に上がる」ということ

それは「自分を生きること」
それを「他人に評価されること」


アタマの中になら、誰でも名作を持てます。

でも、それを形に出来た奴だけがアーティストになれる。

アタマの中の名作を大事に抱えて、スカしてるのは気持ちいい。
アタマの中の名作と比較して、他人がなんとか外に捻り出した不格好な何かを馬鹿にするのは、もっと気持ちいい。

わかるよ。


闘争の場に上がるのは恐い。誰かに自分を評価されるのは恐い。

最前線へのハシゴを、簡単に自分で外してしまいそうになる。


けど、それじゃ意味ないんだよ。

立ち上がるのはあなた。闘うのもあなた。

もし、ビビって闘争から足を踏み外しそうになった時は、胸ぐら掴んで引っ張ってもらえばいい。

MOROHAはそういう音楽です。

俺さ 思うんだよね
ぶっ飛んでるやつなんか何にも凄くないと思うんだよね
イカれてるやつなんか何にも凄くないと思うんだよね

ぶっ飛んでなくていいぜ
イカれてなんかなくたっていいぜ
普通でいいんだ

真っ当は真っ当なりに お前を全うしろよ

俺は 俺を全うするよ

”三文銭(at.GUNMA ROCK FESTIVAL)/MOROHA”