【邦楽】MVからいいバンドを探すなら!知っておきたい映像監督3人【青木亮二・加藤マニ・dutch_tokyo】
MVはバンドにとって重要な存在!
少し前に岡崎体育の「MUSIC VIDEO」のミュージックビデオが話題になりましたが、
今や、アーティストとリスナー双方にとってMV(ミュージックビデオ)は非常に重要な存在となっています。
YoutubeでMVを見て、関連動画から飛んで、またMVを見て、
なにかないか、なにかいいバンドは無いか…と一日中探していることもありますよね。
そう。今いいバンドを知るには、いいMVを知ることが重要なのです。
ところで、皆さん。
MVを見ている時に、たとえばYoutubeの詳細情報のところなどに
「dir.◯◯」という表記を見たことはありませんか?
これ、そのMVの監督(director)のことなんです。
普段はあまり気にしないと思いますが、バンドのMVにも有名な監督がいるんです!
ということで、今回はMVからいいバンドを探すなら知っておきたい映像監督を3人紹介いたします。
青木亮二
一人目は、「青木亮二」さんです。
アーティストの演奏シーンをメインにした、オーソドックスなMVが多い印象ですね。
しかし、照明によって曲の雰囲気を引き出して、美味しいシーンだけをバシバシ切り抜くようなMVは抜群の安定感。
MVを手掛けたバンドは
- the band apart
- avengers in sci-fi
- cinema staff
- KEYTALK
- 04 Limited Sazabys
- BYEE THE ROUND
- アーバンギャルド
など。
他にも、Berryz工房やPASSPO☆などのアイドルのMVも手がけているので
知らず知らずのうちに、この御方のMVを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
青木亮二さんは、株式会社 logfilmの代表取締役でもあります。
映像制作会社であるlogfilmの作品として、企業のCMなどの制作も多く手がけている、なかなか大物の映像監督のようですね。
MVに興味があるなら知っておいて損無しの方です。
加藤マニ
www.youtube.com
二人目は「加藤マニ」さん。
捻りとパンチとサブカル臭さがよく効いたMVなら、この人。
年に50本ほど、今までに300本近くという脅威の量で、
しかも「あ、売れそう」と思われるようなバンドのMVを手がけまくってます。
多すぎて、ぜんぜん網羅出来ないんですが挙げるなら
- キュウソネコカミ(ほとんどこの人のMV)
- Czecho No Republic
- 忘れらんねえよ
- 八十八ヶ所巡礼
- a flood of circle
- ポルカドットスティングレイ
- ドレスコーズ
などなど。本当になどなど。制作品の一覧
を見るとめちゃくちゃあります。
最近の邦楽ロックが好きなら、この人のMVを見てないと逆におかしい。そういうレベルの人です。
加藤マニのMVを追いかければ、最近の邦楽のオイシイ部分は全部押さえられる。 - BASEMENT-TIMESというのも、あながちどころか全然間違ってない。
曲のイメージを体現するようなドラマ・コントも入れつつ、アーティストの格好良い所を映すことも忘れない絶妙なバランス。
奇をてらっただけでは、なかなかマネ出来ない高度なMVですね。
これを年に50本とか、本当に頭がおかしい。
知って損なしというか、たぶんMV自体はほとんどの人が知ってますね。この機会に名前も覚えておきましょう。
dutch_tokyo
三人目は「dutch_tokyo」さん。
この記事でも紹介したバンド「yahyel」のVJを担当している方でもあります。
山田健人さん、という方なのですが映像制作においては「dutch_tokyo」という名義を使っているようですね。
自分のバンドであるyahyelでは、VJだけでなくMVも全て自分で制作してます。
yahyelは今大注目のバンドですので、知っている方も多いとは思いますが、
山田健人/dutch_tokyoさんは映像作家としても名を上げ始めていています。
まずは自分のバンドのMV。さらに、そこから同世代のSuchmos。からの米津玄師…からの宇多田ヒカル。
という飛躍具合。三段跳びのオリンピック選手かな。
今回紹介する中でも最も若い方ですが、yahyelの活動と共々これからの動向に注視したい方ですね。
映像・MV業界に新たな風を吹き込む人物だと勝手に思っております。